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シフォーネ新着情報

手ぬぐい(てぬぐい、手拭い)

手拭い(てぬぐい)の歴史は古くその起源は平安時代までさかのぼり、当時は神事や正装時の装身具として用いられていました。江戸時代には庶民の生活の必需品となり粋なデザインも発案され衣食住あらゆる面において欠かせないアイテムとなりました。現在では手ぬぐい本来の用途はもちろんのこと、ファッションアイテムやインテリア用品としても大人気のアイテムです。
シフォーネでは顔料プリント、手捺染での手拭い製作を行なっております。

闘鶏「木鶏」手拭い

木鶏(もっけい・ぼっけい)とは、中国古典「荘子」達成篇に書かれた話の中に登場する言葉です。
名横綱双葉山が七十連勝をかけた安芸の海との相撲に敗れた時、「われ未だ木鶏たりえず」と師に電報を送ったのは有名な話です。人はむやみに争わず、おごらず、動じず、力がつけばつくほど心を磨き徳を積み重ね、春の陽のように温かく和らいだ心を持つことによって威ありて猛からず、まさに木鶏に近づいたと云えるのではないでしょうか。

多くの人々がこの「木鶏」に学ばんと書を飾り心を磨いています。しかしその姿を表現した作品を目にする機会もあまりなかったのではないでしょうか。そんな泰然自若とした木鶏の姿を目にしたい、という思いから完成したのがこの手拭い(てぬぐい)です。おごらず、動じず、徳の高い凛とした闘鶏「木鶏」のイラストは画家の玉上祐子氏が木鶏の話をもとに探求を重ね渾身を込めて創作して下さいました。

額に入れて飾れば一枚の絵画として、掛け軸としてご鑑賞頂けます。尊敬する方へ感謝の気持ちを込めた贈り物や、友人、知人へのプレゼントとして。もちろんご自宅用にもぜひご愛用ください。

木鶏のお話「闘鶏」(中国古典「荘子」達成篇より)

闘鶏育ての名人、紀消子(きせいし)が王の闘鶏を飼育していた。
ある日、王が尋ねた。
「もう闘わせてもよいか?」
「いや、まだです。気だけはやって、から威張りしています。」
10日ほどして王は尋ねた。
「いや、まだです。他の鶏の鳴き声や気配に興奮します。」
また10日ほどして王は尋ねた。
「いや、まだです。他の鶏の姿を見ると睨みつけたりいきり立っています。」
更に10日ほど経って王は詰問するように尋ねたところ、
「もういいでしょう。他の鶏が鳴いて挑んでも動じず、まるで木で作られた鶏のように見え、まさに徳の充実した証です。どれほどの鶏でもこの姿を見ただけで逃げ出すことでしょう」

福和犬(ふくわいぬ)てぬぐい

「福和犬てぬぐい」は昔から日本で愛されてきた柴犬や秋田犬などの日本犬(和犬)をモチーフに作りました。私たちの傍らにちょこんと座り心に和みを与えてくれる、時にはかろやかに駆け回り福をくわえて戻ってきてくれる。そんなかわいらしい犬たちを福と平和をもたらしてくれるという意味で「福和犬(ふくわいぬ)」と名付けました。

卸販売について

木鶏手ぬぐい、福和犬手ぬぐいは卸販売も行なっております

オリジナル手ぬぐいの製作承ります

シフォーネでは手ぬぐいの製作を承っております。ご用途に応じて顔料、手捺染の2種類から染色方法をご提案しております。ぜひお気軽にご相談下さい。

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